
毎度違う形式で迷走する浦和M邸。前回案は、プライバシーを守るための南側の直立壁がやっぱり目に馴染まない、本当は前川自邸のような大屋根にしたかった、アトリエ玄関の在り方がイメージと違う、といったご意見いただき、またもやゼロスタートで再検討。
今回の05案は、1階玄関前の中庭と、和室の前庭となる空中のデッキテラスを大屋根で囲い込む形式でまとめました。こういうタイプの中間領域はちょっと新しい感じがしますがいかがでしょうか。デザインは大屋根→和風では普通なので、林雅子さんの屋根型ピロティとか、ズントーのサーペンタインパビリオンのように、抽象度の高いエッジの効いた幾何学形状でご提案しました。

2階のメイン空間となる和室は、大屋根で切り取られたテラスと連続。南側にちょろっと見える大屋根エッジは低いので、視覚的に鬱陶しい感じもありません。外観のモダンさとは反対に、居心地のよさそうな和室になっております。


荻窪K邸もうすぐ竣工です。2階の大開口とハイサイドライトが特徴です。準防火地域なので、シャッター付きサッシのシャッターを軒天に仕込んでいます。
内部は塗装工事、玄関タイルの施工中。内部木は一部あらわしですが、JBN方式の省令準耐火仕様です。













稲毛S邸は、大工断熱工事、板金工事、設備電気工事など、着々と進行中。外壁ももうじき始まります。写真は2階小屋裏収納からの眺め。雪山のクレバスのような裂け目空間から面白い光が射しています。


新しいお仕事、逗子S邸01案。庭側(東南東方向)の間口4間、奥行き4.5間のシンメトリ切妻でご提案。環境が良いので5箇所で切妻ボリュームを凹ませて、中間領域をつくりました。庭に面する2階リビングは、柱間をすべて開口にした「間戸(まど)」に。妻側(北北東方向)はハンマーヘッド型壁面の中央に、背後の山の斜面を見るための象徴的な大窓を設けました。
リビングはクローバー間取り。多方向から光を導入します。「必ずしも機能的でなくて良い。もっとファンキーに。もっと妖しげに。NHKが集金に来ないくらいの。部屋はコーナーでも良い。・・・」といった高度なご要望を頂いたので、居場所だらけの物語性のある住宅を、楽しんで設計したいと思います。
浦和M邸02案。東西に長く日当たりの良い敷地形状を生かすべく、今回は間口を一間広げ奥行きを半間狭めた案をご提案。2階リビングの目隠し壁を横強調の要素として利用。ピロティ感のある形状でまとめてみました。玄関は西方向からのアクセスとなったので、西面にもファサードをつくりました。
01案のいいとこ取りして、なかなかうまくいったと思ったのですが、片流れ屋根は好みでない、和室とリビング間に吹き抜けを挟むのはイメージと違う・・・その他色々こだわりどころをお聞きしましたので、03案、間取りは大きく変更予定です。
考えたのはこんな感じ。屋根ガルバは真っ白に。壁は木だけどオレンジ系。軒天やサッシまわりはしっかり真っ黒にして、鉄骨造的なシャープさを出すとともに樹脂サッシの甘いディテールを消し去る、という案です。
雪が降った後の風景って爽やかですよね。ちょうど新潟で大雪が降って新潟Tさんの家も真っ白(写真はTさんのフェイスブックよりお借りしました)。木と白い屋根よく合うんですよね。また、白は反射率高いので、夏季の負荷低減になるからパッシブハウスとしては理にかなっています。
木部は当初ウッドロングエコで想定していましたが、原色に近づけた方が都会的な雰囲気が出るので、オレンジ系に。横浜S邸くらいの色合いにしてもいいのではないかと。
玄関横の壁は真っ白にして、看板代わりに。この写真がホームページのトップを飾ってもいいと思います。
B棟も同じ原理で着色。アイストップとなる向かって右の壁は、例えばベンガラ色とかで着色しても面白そう。
C棟も、屋根は白、木はオレンジ、骨組みや軒天は真っ黒に。樋もないので、とてもシャープな印象になりそうです。