年末から現場が始まった伊賀の家ですが、森社長から風土に合うのは結構だけど、ナチュラルテイストの外観が地味すぎるというか、田舎の風景に同化しすぎてインパクトに欠けるんじゃないか、的な話をいただいたので、外観の色を再検討してみました。
考えたのはこんな感じ。屋根ガルバは真っ白に。壁は木だけどオレンジ系。軒天やサッシまわりはしっかり真っ黒にして、鉄骨造的なシャープさを出すとともに樹脂サッシの甘いディテールを消し去る、という案です。
雪が降った後の風景って爽やかですよね。ちょうど新潟で大雪が降って新潟Tさんの家も真っ白(写真はTさんのフェイスブックよりお借りしました)。木と白い屋根よく合うんですよね。また、白は反射率高いので、夏季の負荷低減になるからパッシブハウスとしては理にかなっています。
木部は当初ウッドロングエコで想定していましたが、原色に近づけた方が都会的な雰囲気が出るので、オレンジ系に。横浜S邸くらいの色合いにしてもいいのではないかと。
玄関横の壁は真っ白にして、看板代わりに。この写真がホームページのトップを飾ってもいいと思います。
B棟も同じ原理で着色。アイストップとなる向かって右の壁は、例えばベンガラ色とかで着色しても面白そう。
C棟も、屋根は白、木はオレンジ、骨組みや軒天は真っ黒に。樋もないので、とてもシャープな印象になりそうです。