黄金町N邸オープンハウス

来る2019年6月22日の土曜日、 建主様のご厚意により、アイプラスアイ設計事務所で設計監理いたしました、黄金町N邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでご案内致します。
黄金町N邸は、19坪の狭小地に建つ都市型2.5階建て、歯科医院兼用住宅です。久しぶりの駅近案件なので、お誘い合わせの上お越しいただければと幸いです。

■住所:神奈川県横浜市南区
■日時:2019年6月22日(土)、pm1:00~pm4:00
■最寄駅:京急黄金町駅より徒歩3分
■車の場合:敷地周辺にコインパーキングがあります。
■ご連絡先:アイプラスアイ設計事務所 飯塚豊
mail:yutakaiizuka2000@yahoo.co.jp
■当日連絡先: 飯塚携帯 090-6156-7488 

なお、見学会は予約制となっております。見学希望の方は、お越しになる大体のお時間、お名前、見学人数、ご連絡先、家作り予定者・設計者・施工者 ・OB・その他の別をお知らせください。

1階が医院、2階とロフトが住居部分になります。外壁はやや茶色いガルバ小波と杉板の組み合わせ。2階の壁天井壁は珪藻土、床は杉(やみぞ美人)、1階壁天井はツガや塗装仕上げ、待合室床は杉(厚物)、診察室床は広幅のチークになっています。

i+i森大建地産コラボ第二弾 津市I邸

森大建地産とのコラボ第二弾、津市I邸がはじまりました。CGは02案。南が平屋で北が2階建ての大屋根構成。越屋根風のハイサイドライトで家の奥まで光を導きます。

リビングダイニングは大屋根の大空間を生かした贅沢な作りです。2階の北側は主寝室、子供部屋ですが、ハイサイドライトのおかげで明るさは全く問題がありません。

スケッチアップのCGアニメーションを 伊賀の家B棟の壁にプロジェクターで投影。お施主Iさんご夫婦に見ていただきました。

屋根は間取りより先に考える

この資料は、昨年の住宅デザイン学校の私の講義パワポからの引用です。これ、実はエクスナレッジの書籍、「最もくわしい屋根・小屋組の図鑑」の序文を 1枚にまとめたものなんです。下記に序文全文を掲載しますので是非読んでいただければと思います。

住宅のシルエットに個性を付与する最も重要な要素は屋根である。

 なぜなら、壁面は部屋の輪郭をなぞるので、直方体の組み合わせにせざるを得ないが、屋根は様々な形状、角度、高さ、大きさの無数の可能性を、部屋の形状や機能に縛られず選択できるからだ。その土地の気候風土を色濃く反映した、世界各地の伝統的民家の多様性を考えてみれば、「屋根が個性をつくる」ということは疑いようがない事実だろう。

  軒の出や軒の高さのちょっとしたシルエットの違いで建築の格好よさは大きく変わる。また、屋根の形状次第で、建築のなかの空間も大きく変わる。このように、屋根は意匠と空間を同時に決定づけるものなので、本来、真っ先にデザインすべき対象であるはずだ。

 ところが 、実際の家づくりの現場では、間取りパズルの後で屋根の形を決めることが一般的である。そのように設計すると、間違いなく下部構造と屋根はちぐはぐになるのだが、木造軸組工法も枠組壁工法も、間取りと一切無関係に屋根を架けられるから、屋根の検討はいつも後回しになる。

 広いおでこの上にちょこんと似合わない帽子が載ったような奇妙なプロポーション、山や谷がやたらに多い雨漏りしやすそうな複雑な形状、法規制をなぞっただけの勾配……街中で見かけるそんな家は、おそらく全部、後づけで屋根を考えるという、おかしな方法で設計されている。

 構造、止水、断熱、通気、法規など要求される性能や規制も多いので、クライアントが自力で屋根形状考えることは難しい。だから、 敷地状況、空間性、コスト等をにらんで、屋根形状の「最適解」を提案するのは意匠設計者の重要な役割だ。屋根を決めれば架構が自ずと想定できる。|

 たとえば30~40坪程度の「切妻屋根」なら、棟木の下に大黒柱を1~2本通すかたちが構造的には最も素直だ。間取りは屋根を支えるその柱を意識しながら描けば無理がない。そうすれば耐震性も向上するし、屋根なりの空間を見せることも簡単にできる。

 どんな形の屋根でも、ひとたび形状を決定すれば、無理のない架構システムや空間の使い方が暗示される。そんな「屋根の声」を聴くことが、いい建築をつくるための第一歩だ。 

 まず、屋根を考えよう。間取りを考えるのはその後だ。

 屋根を間取りに先行した例1 飯能K邸
屋根を間取りに先行した例2   飯能K邸
屋根を間取りに先行した例3 新潟K邸

飯能K邸木天井張り

飯能K邸ツガの天井張りあがりました。小畑棟梁、目地のコントロールが大変だったと言ってましたが、とても素晴らしい仕上がりです。塗装は初々しい感じが残るよう、濡れ色にならない塗料で塗装しました。
この家、1階は14.2坪、軒も低く、1階の階高は2255mmしかないのですが、屋根勾配は8寸でエアーボリュームは十分。ちっとも狭い感じはありません。架構そのままの気持ちのいい空間になっています。

2階に上がる階段の下地もできました。階段の下には洗濯機と収納をおさめます。小畑棟梁は今月中に家具と外壁を仕上げることになっています。引き続きよろしくお願いします。