池尻A邸 オープンハウスは今週末9/21

今週末9/21オープンハウスの池尻A邸。バルコニーに手すりも付き、足元のコンクリートも仕上がりました。

1階の大きな土間玄関。階段のところには猫用の格子戸が入っています。1階のアクセントカラーは、少しだけエンジを感じる、なかなか素晴らしい色でした。土間の可動棚はロイヤルの黒いレールを使っています。

道路側の大窓は下枠が隠し框風になってるので、結構すっきりしてます。2階のアクセントカラーはべんがらや、さび止め塗装系の色です。天井の黒いブラケットはサラウンドのスピーカー用。 ご主人のこだわり。

奥様こだわりの大きなキッチン。今回は家具工事。引き出しレールはハーフェレ。壁面は大判の馬目地タイル。

3階は寝室。アクセントカラーはからし色です。建具はタモの突板に着色。

床は定番のオークラスティックグレード、120幅。植物オイル仕上げなので、結構濃い目でいい感じです。

今回は、当日飯塚出張中で連絡とりにくいので、金曜日中にご連絡いただければ、折り返しご案内お送りします。

池尻A邸オープンハウス

来る2019年9月21日の土曜日、建主様のご厚意により、アイプラスアイ設計事務所で設計監理いたしました、池尻A邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでご案内致します。https://iplusi.info/category/blog/ikejiri-a/
池尻A邸は 19.4坪の狭小地に建つ3階建ての二世帯住宅です。
小屋裏階を包む屋根、 道路側に大きく開いた2階リビングの大開口、準耐火構造の杉外壁が外観上の特徴です。許容応力度計算も所内で行い、耐震等級3を取得するなど、意匠・断熱・構造全部どりした住宅となっています。

■住所:世田谷区池尻
■日時:2019年9月21日(土)、am11:00~pm4:00
■最寄駅:東急田園都市線池尻大橋駅徒歩7分
  (渋谷からの場合、バスも便利です。「池尻」停留所から徒歩6分)
■車の場合:コインパーキングなどご利用ください。
■ご連絡先:アイプラスアイ設計事務所 飯塚豊
mail:yutakaiizuka2000@yahoo.co.jp

見学会は予約制となっております。見学希望の方は、お越しになる大体のお時間、お名前、見学人数、ご連絡先、家作り予定者・設計者・施工者 ・OB・その他の別 (※今回学生さんは見学はできません) をお知らせください。折り返しご案内をお送りいたします。

なお、 今回、飯塚は伊賀大阪方面出張のため、スタッフの対応となりますが、お誘いあわせの上お越しいただければ幸いです。

池尻A邸現場状況

池尻A邸は内部大工工事がほぼ完了。昨日はコンセント開口など電気屋さんが施工中でした。屋根外壁も終わっていますので、足場はもうじきばれる予定です。

3階は急こう配の壁がある空間。窓少な目ですが、手前と奥の窓の光が距離感を作っています。正面南側は隣家屋根越しに採光してます。階段吹き抜けの手摺は3階建てだと1.1mが要求されます。鬱陶しいので、現場で笠木を少し浮かせる形に変更しました。腰壁間にはパイプがついて、室内干しスペースになります。

2階は3階とは対照的に東面道路側が全面窓の空間です。完全なワンルームなので、狭小地だということを全く感じさせないくらい広々としてます。窓際には全面的にベンチを設けます。

2階から3階の階段はスケルトンなので3階の西側窓から光が落ちてきます。 準耐火建築ですが60厚にして木あらわしに。階段真ん中の壁は非構造で90角をボードでくるんでいます。右手はトイレ、洗面スペースです。

1階から2階の階段は天井あり階段ですが、階段下はできるだけ開放的なつくりにして、部屋と一体化させています。右手の家具は移動式の仏壇収納。

池尻A邸内装打ち合わせ

池尻A邸、6/24内装打ち合わせしてきました。「アクセントカラーはすべて暖色系でまとめ、1階から3階に向かって徐々に色を淡くする」というのが基本方針。 暖色系を選んだのは、空の色、植物の色以外で自然界に存在する色は基本暖色だから(寒色系は鉱物の色としてはありますけど)。また、Aさんがもともと希望されていた、 淡い寒色系は経験上はパステル感が出やすいので、避けるべきと考えました。

1階は玄関土間に原色系のものも置かれそうということで、家具も壁紙も彩度低めのこげ茶で統一。木枠は基本白くしますが、土間絡みの枠だけはこげ茶系で汚れにくくします。

現在の一階はこんな具合。ユニットバスも設置されました。真ん中の柱は、キッチンの排水。

2階はレンガ色を南の壁面に配置。テレビやオーディオ機器の背景になります。家具はローズウッド系。オークフローリングは植物オイルや蜜蝋系で濃く色を出します。階段も着色はせず、フローリングと同じオイル塗装とします。

現在の2階。CH2300だけど、窓が大きく下がり壁がないので全然狭さありません。1坪の階段吹き抜けも意外と効いてました。

3階はからし色を突き当りに配置。家具のローズウッド、フローリング、からし色がグラデーションをつくります。

壁が傾いた楽しい空間です。思ったより明るい感じでした。

池尻A邸 電気打ち合わせ

5/26は電気打ち合わせで池尻a邸行ってきました。屋根はルーフィングまで終わってます。2方向に勾配のついたステルス形状。

3階は屋根の形がインテリアに現れます。小屋裏階という雰囲気。

2階は道路側が3間分の開口になる開放的な空間です。

1階は大きな土間が特徴です。サッシは3枚引きのサッシに防火シャッターをつけました。

大きな吹き抜けはありませんが、階毎に雰囲気が変わる楽しい家になっています。

池尻A邸上棟

池尻A邸上棟しました。19.4坪の狭小地に建つ3階建てです。道路斜線と高度斜線で2方向に斜線がかかります。

3階北方向を見たところ。寝室階なので天井高は2100。密集地ですが眺めはとてもよさそうです。

2階LDK。正面道路側は一間半弱の窓を二つ並べました。床からサッシが上がっているのは窓際にバルコニと一体となったベンチがくるためです。

南側の新築と北側の古い家の間に挟まれています。外壁木部は北側の家を意識するとよさそうです。

池尻A邸02案

池尻A邸02案。2階の面積をできるだけ広くして、向かって右の出っ張りを2層分にし。中にキッチンを突っ込みました。容積オーバーしてしまうので、3階の屋根下空間は小屋裏扱いに(確認申請機関曰く横入りはNGだそう)。面積が限られるので吹き抜けはほとんど取れませんが、階段の方向を変えて3階部分からの光が階段に沿って2階に落ちるようにしてみました。

池尻A邸01案

新しいお仕事、池尻A邸01案。わずか19.4坪の敷地に建つ3階建て2世帯住宅です。準防火地域、建ぺい/容積は60/160(前面道路4m)。高度斜線、道路斜線で3階部分は削られます。駐車場は流石に作りませんが、1階に3畳大の趣味スペース、車椅子対応が要求されています。
01案は、ヨーロッパによくある、最上階が急勾配の屋根になった形を模して、3階を屋根裏部屋として表現。代替進入口は屋根を凹ませて設けてみました。


02案はバルコニ幅を縮めて、ボリューム形状を調整。間取りではキッチン位置の変更などを検討します。