
今月末 8/31(金)から9/2(日)まで、新宿の全労災ホール展示室にて、毎年恒例の絵のグループ展があります。いろいろな大学の美術系サークルから集まったグループですが、今年は卒業28年目。今回、飯塚は風景画に挑戦しました。

土曜日午前中は打ち合わせのためおりませんが、その他は在廊する予定です。お時間あれば是非お立ち寄りください。

i+i設計事務所(アイプラスアイ設計事務所)は、「間取りの方程式」「新米建築士の教科書」「飯塚豊から見た最高の住宅工事」の著者、飯塚豊が主宰する設計事務所です。

今月末 8/31(金)から9/2(日)まで、新宿の全労災ホール展示室にて、毎年恒例の絵のグループ展があります。いろいろな大学の美術系サークルから集まったグループですが、今年は卒業28年目。今回、飯塚は風景画に挑戦しました。

土曜日午前中は打ち合わせのためおりませんが、その他は在廊する予定です。お時間あれば是非お立ち寄りください。
今週末オープンハウスの千葉寺N邸。

ようやく足場も取れました。外観はかわいい感じでまとまりました。あと残りは、駐車場舗装と2階のデッキ。植栽は竣工後です。

吹き抜けにはflameの照明がつきました。Nさんこだわりの一品です。吹き抜けの手すりとも雰囲気あってますね。グレイ系のアクセント壁との相性も良いです。ちなみに千葉寺N邸は格好だけ考えてつくった風ですが、UA値0.53(YKKサッシデータによる計算)、夏季η値は2.1、1次消費エネルギー等級5やヒート20G1をクリアできる性能を持った住宅になっております。
いまのところ、ゆっくりご覧いただけると思います。お誘い合わせの上お越しください。詳しくはこちらをごらんください。
来る8月25日(土曜日)、建主様のご厚意により、i+i設計事務所で設計監理を致しました、千葉寺N邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

千葉寺N邸は寺社の多い静かな住宅街に建つ住宅です。平面は3間×5間の長方形。屋根はシンメトリーな切妻。つながった窓が独特な超シンプルな外観となっています。室内は樹脂サッシや屋根の厚い外張りXPSで断熱性を高め、間仕切りを最小限にしてシンプルに構成。建物長手方向にとった「抜け」によって、広がりを生み出しました。外壁は杉板の目板張り、内外とも天井は木で、ローコストながら、それを感じさせない筋の通った建築に仕上がっております。お誘い合わせの上お越しいただければ幸いです。
なお、見学会は予約制となっております。お名前、ご連絡先、ご見学の人数、お越しになる大体のお時間、家づくり予定者・設計者・施工者・OB・その他の別、を下記までご連絡ください。折り返し詳しい住所お知らせします。
※建築関係者の皆様は、飯塚の師匠、大高正人氏が設計した千葉県文化会館(建築学会賞)、同図書館(docomomo登録建築)も併せてご覧いただければと思います(千葉寺N邸より徒歩13分)。

伊賀の家、外壁仕上げ色再検討中です。今日は、画像編集ソフトで周辺建物も含めた色彩計画を検討しました。これが現在工事中の状態。

完成イメージ。外壁の杉板は、田舎なので(ここは猿野(ましの)という地名なんですが先日リアルで猿見ました)もろ木の色だと埋没してしまうから、あえて、やや人工的なちょっとオレンジっぽい色で着色します。しかし、背景となる建物(森大建地産の本社屋と倉庫)が目立っているのが気になりますね。

仮に背後の建物を黒っぽく塗装すればこんな感じになって、背景建物と黒々とした山々が一体に見えてくるはず。

さらに、黒い背景建物の足元を緑化すれば、計画建物群との間に距離も生まれるし、背景建物の存在感は薄れそう。

近景にも緑を入れて、らせんに逆巻いていく動線を演出したいですね。

松戸N邸、100号記念「もう一度訪ねたい!あの家はいま?」のコーナーに掲載いただきました。過去17年の誌面を代表する、5つの事例のひとつとして選んで頂いているということで、大変光栄です。
築7年なら物があふれるのが普通かと思いますが、N邸のインテリアは訪れるたびに美しく進化し続けています。
ぜひ書店にてお手にとっていただければと思います。

千葉寺N邸、大工工事ほぼ完了。あとは2階のデッキ工事だけです。軒天・破風の塗装、半丸樋の吊り込み、フード付け、外回りシールが終わったら足場解体します。外壁のウッドロングエコは、結構日が経ってますが赤みが出てないですね。

大工さん造作の家具工事も終わってます。自分で言うのもなんですが、プロポーション良いですね。現状ちょっと和風な表現ですが、色が入ると雰囲気変わるはず。

キッチンも大工さんの作。ラワンランバーでつくっています。キッチンの窓は中桟なしでスッキリと(キッチンは物が多いので、できるだけ要素を減らし、スッキリ見せるのがコツなのです)。ちなみにAPW330の場合、1690ワイドのすべり出し窓はH570が作れないで、高所すべり出し窓のチェーンを折れハンドルにして使っています。

1階の天井もラワン。リボスで塗装予定です。室内干しスペースには、常設でスチールのバーを付けました。乾太君と同様、最近よく要望される人気アイテムです。

新しいお仕事、学芸大学H邸。お施主はつくばN邸ご主人のお友達です。道路付けは南、間口約5.4mの細長い敷地です。2方向に1種高度斜線がかかります。
01案は車の駐車スペース確保と、各種斜線を考慮して、四角いボリュームの各部を斜めに切り落とした、有機的な形態でご提案しました。

床は3層構成で2階リビング型。建物間口は4.095mあるので、階段は短辺方向に納めます。準防火もかかるので、2階の南はシャッター付き引違い。シャッターボックスは軒天に収納。コボットで2階は全面開口にします。

募集概要
対象者
事務所の特徴
メリット
待遇

妙蓮寺T邸擁壁打設。監督と生コン車の運転手除くと5名。型枠叩く人もいます。通常2名程度の住宅基礎の打設より大勢ですね。

底版と立ち上がりの入隅ハンチ部部分にも単管パイプ1本流して、斜めに押さえています。

ノロが出るとジャンカになるので、一液ウレタンをノロ留めにしてます。
オガスタコラボ第二弾、新潟K邸は月末の木完にむけて、大工工事大詰めです。秀監督に写真を送っていただきましたのでご紹介。

外部は足場外れました。北側のファサードは2階ウッドロングエコ、1階焼きっぱなし焼杉のツートンで浮遊感を出しています。柱は黒くなると保護色で寂しいので焦げ茶系の塗装にしました。

リビングからダイニング(1階)子供室(2階)を見たところ。天井はすのこ状の吸音天井です。屋根の勾配方向に材を流してるのが設計者のこだわり。上昇感が生まれますからね。

壁と天井が幾何学的に噛み合います。庭側の窓際ベンチは外部のデッキを同レベルで繋がります。アイプラスアイの定番手法。

トップライトまわりの多面体天井部分。光をうまく回り込ませる工夫です。図面はCGで検討しながら頑張ればかけるけど、材料には厚みがあるので、こんなふうに稜線が一点に集まるように施工するのはめちゃくちゃ大変なはず。素晴らしいですね。

壁から片持の階段もできました。蹴込み板下部をしゃくって、段板を差し込んでいるんですが・・・

蹴込み板上部は、蟻状のななめ勾配がついてます。荷重を受けて蹴込み板が回転しようとすると段板に引っ掛かかる=段板が引張り材になるイメージですかね。このように、見えるところも見えないところも、スーパー監督とスーパー大工さんのおかげで、とても素晴らしい仕上がりになっております。
昨年5月に始まった妙蓮寺T邸は最近では最も苦労した案件です。傾斜地擁壁がらみでコスト調整が大変な上に、線形の不明な位置指定道路と2項道路に接するということで、設計も遅々として進みませんでした。測量や競技を繰り返して道路が漸くクリアになり、一年経過してようやく擁壁工事が始まったところです。

これは、3月16日解体が終わった時の写真。擁壁はモルタル仕上げ風ですですが中はガンタ積みと呼ばれる、瓦礫を積んだもの。見事にヒビが入っていますね。敷地境界ギリギリですから救済は不可能で、この擁壁は解体ということになりました。

6月5日、擁壁をぶっ壊し、新たなL型擁壁作るために掘削したところです。底版下は硬い関東ローム。でも掘削してゆるくなってしまう&更に下の崖からの安息角が満たせないので、建物は鋼管杭を打ちます。

6月20配筋完了。擁壁の上が少し法面があって建物です。擁壁は横浜市のハンチ付き標準断面で配筋してます。ハンチ部の型枠どうやって据えるんですかね?
擁壁の左側の細い部分が位置指定道路です。

6/21底版の打設状況です。なんかスケール変ですが。
池尻A邸02案。2階の面積をできるだけ広くして、向かって右の出っ張りを2層分にし。中にキッチンを突っ込みました。容積オーバーしてしまうので、3階の屋根下空間は小屋裏扱いに(確認申請機関曰く横入りはNGだそう)。面積が限られるので吹き抜けはほとんど取れませんが、階段の方向を変えて3階部分からの光が階段に沿って2階に落ちるようにしてみました。

千葉寺N邸今日の現場。内部が大分仕上がって来ました。コストが限られるのでアルミ樹脂複合サッシで逃げた台形フィックスは綺麗に「抜け」をつくっています。右手のコボットがつく窓は樹脂サッシですが、フィックスにしたので樹脂サッシとは思えないほどスッキリ納まっています。

階段もかかりました。フィックスは横連窓、かつ2階南は全部窓。内部はとても明るいです。吹き抜けを介して2階の窓の光を1階に導きます。南側は隣家迫るため、間接的に光を導入しているのです。

階段から天井を見上げたところ。野地があらわしになっています。タルキピッチは303。天井やタルキはリボスでチーク色に着色します。中央にあるのは食品庫+トイレの水回りコアです。コアはつや消しダークグレイにする予定です。コアの上部にはトップライトがあります。

玄関とバルコニーのニッチです。バルコニーと玄関ポーチの区画を揃えているので、デッキがシャープに納まります。

東側道路から見た外観の完成予想図。ローコストですが全面木外壁です。手すりの形も決定しました。
新しいお仕事、池尻A邸01案。わずか19.4坪の敷地に建つ3階建て2世帯住宅です。準防火地域、建ぺい/容積は60/160(前面道路4m)。高度斜線、道路斜線で3階部分は削られます。駐車場は流石に作りませんが、1階に3畳大の趣味スペース、車椅子対応が要求されています。
01案は、ヨーロッパによくある、最上階が急勾配の屋根になった形を模して、3階を屋根裏部屋として表現。代替進入口は屋根を凹ませて設けてみました。

02案はバルコニ幅を縮めて、ボリューム形状を調整。間取りではキッチン位置の変更などを検討します。