あけましておめでとうございます。昨年は、コロナで沢山のwebセミナーに参加した1年でした。実作の方では、ヒート20G2~G3の断熱性能と、耐震等級3クラスの耐震性と確保した上で、デザインにも徹底的にこだわった5軒の家が竣工しました。
これは番外編、森大建地産のモデルハウス、「伊賀の家」です。建物は一昨年できていたんですが、荻野寿也さんの外構が昨秋ようやく完成しました。やはり植物が入ると見違えるようになりますね。三重県の皆さんは、冬場無暖房でも生活可能なドイツパッシブハウス認定の暖かさと、素敵な外構をぜひ体験しにいらしてください。
茅ヶ崎K+H邸、2世帯住宅です。シンプルな外観ですが、親世帯にも2階がある、2つの世帯が複雑に絡まる複雑な間取りになっています。サッシは防火330、断熱は壁120mm、屋根240mmの高性能グラスウールでUA値0.46、ヒート20G2クラスの性能となっています。外構は作庭家の平岡さんに雑木の庭を整備していただきました。
森大さんとのコラボ第二弾、津市I邸です。道路側は平屋奥は二階建ての大屋根建築です。サッシはAPW430、屋根、壁ともネオマフォームの付加断熱付きで、換気は一種。UA値0.21、ヒート20G3クラスの驚異的な断熱性能です。屋根は厚物合板による剛床で耐震等級3の長期優良住宅になっています。大型パネルにも挑戦しました。年末にお邪魔した時、床下エアコンは床暖房のように暖かでした。
国立N邸です。外塀は焼杉と木製サッシに色合わせしたオイル塗装の杉板のツートンカラー。屋根350mmGW、充填+付加断熱で壁225mmの高性能GW、換気は1種で、UA値0.23、ヒート20G3クラスの性能を実現しました。耐震等級3の長期優良住宅です。現在発売中の建築知識ビルダーズ43号の表紙を飾っています。
森大さんとのコラボ第三弾、津市F邸です。中間領域を主題とした住宅です。断熱は壁、高性能GW120mm充填、屋根ロックウール300mm吹込み、サッシはAPW330,430で、換気は1種。UA値は0.38でヒート20G2を楽々クリア、長期優良住宅で耐震等級3も取得してます。建築知識ビルダーズ44号に掲載予定です。
ハイサイドライトから美しい光が射すサーファーズハウス、鴨川K邸です。昨年末ぎりぎりにお引渡ししました。外壁は海沿いということもあって、オールウッドロングエコ塗装の杉板としました。サッシは防火330、屋根240mm、壁120mmの高性能GWで、UA値0.40、ヒート20G2クラスの性能を実現しました。 ということで2020年は竣工5軒とやや少なめでしたが、2021年1月1日現在、八景島K邸、名古屋T邸、浦和N邸、森大コラボ第4弾多気郡K邸の4軒が工事中、北区N邸、練馬K邸の2軒が設計中、新規も森大コラボ第5~6弾や、相模原W邸などが始まるかも、ということで、今年も盛りだくさんな1年になりそうです。
1/30に八景島K邸のオープンハウス予定してます。今年もよろしくお願いします。