品川KM邸オープンハウス

来る2024年11月23日の土曜日、建主様のご厚意により、品川KM邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

KM邸は、3階建てが建ち並ぶ住宅街の西南の角地に建つ住宅です。敷地には防火地域、最低限高度地区、第2種高度地区、道路斜線がかかるため、台形断面の屋根形状で各種斜線を避けながら最低限高度地区をクリア、大きな気積を活かした2階リビング型のプランとしています。階段は家の中央に配置し、階段周りに居場所を回遊する動線を設定。28.3坪の中に家族4人が快適に過ごせる十分な広がりを確保しました。

外壁は付加断熱をしながら準耐火建築とするために、ガルスパンを採用。床は無垢オーク材、壁・天井は左官で仕上げました。屋根は高性能グラスール350mm吹き込み断熱、外壁は高性能GW105充填+XPS90mmの付加断熱仕様、サッシはYKK430、換気はダクトレス1種でエアセーブを採用しています。

UA値は0.28W/m2k、東京ゼロエミ水準3仕様にも合致させ、太陽光(Qセルズ)、蓄電池、V2Hを備えています。また、長期優良住宅で耐震等級3の耐震性を有しています。

■住所  : 品川区小山台2丁目 
■日時   :2024年11月23日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :目黒線武蔵小山駅  
■駐車場 :周辺コインパーキングなどをご利用ください。   

見学会は予約制となっております。以下のフォームから申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/zBvPgQQSW1jR82sd9

葛飾T邸オープンハウス

来る2024年11月30日の土曜日、建主様のご厚意により、葛飾T邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

日当たりの良い敷地に建つにもかかわらず、1階北側のリビングがが真っ暗な寒い住宅。そんな残念な家を建て替えて、暖かくて明るい、超高性能な家をつくりました。吹き抜けのある南北に大きく抜けた構成で、面積以上の広がりを感じられるシンプルな間取りの家になっております。

外壁は杉板と焼杉板。床は無垢バーチ材、壁・天井はエッグパルプで仕上げました。屋根は高性能GW345mm断熱、外壁は高性能GW105充填+ミラフォームラムダ90mmの付加断熱仕様、サッシはAPW330、換気はダクト式1種でローヤル電機SE200RSを採用しています。

UA値は0.27W/m2k、C値0.2、BELS☆☆☆☆☆(BEI0.33)東京ゼロエミ水準3(BEI0.58)仕様にも合致させ、太陽光(Qセルズ)6.87KWを備えています。また、許容応力度計算で耐震等級3の耐震性を有する長期優良住宅で、省令準耐火仕様にも適合させています。

■住所  : 葛飾区高砂8丁目
■日時   :2024年11月30日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :京成高砂駅 徒歩10分  
■駐車場 :周辺コインパーキングなどをご利用ください。   

見学会は予約制となっております。下記のフォームから申し込みをお願いします。
https://forms.gle/1UoNjejbupLNR3MR8

木のマンションリノベ見学会

12/1(日曜日)アイプラスアイ+アートテラスホームコラボ、アイプラスアイ初のマンションリノベ、プライムフィット横浜富岡、一般のお客様向け見学会開催されます。予約制です。下記から申込ください。
https://www.arterracehome.jp/event/id9866/

工務店などの見学会は12/10に予定してますので、設計施工関係の方は12/10で申込みをお願いします。

立川H邸オープンハウス

来る2024年9月28日の土曜日、建主様のご厚意により、立川H邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

H邸は38坪ホームベース型の不整形地に建つ住宅です。敷地が不整形であるために、各種斜線制限が立体的にかかりますが、建物形状を非対称の切妻に単純化。天空率を使って最大ボリューム、太陽光の最大面積を確保しています。H邸は土地からのご相談でしたが、悪条件を逆手に取ってあえて不整形地を選ぶことで、38坪の中に、施工床37坪の建物、2台分の駐車場を確保しました。

内部は中央に階段を設けた無駄のない動線計画と、南北に抜けをとった開放的な間取りによって、家族3人が快適に過ごせる広がりを確保しました。2階は道路などのオープンスペースに向かって3方向に大きく窓を設けています。

外壁はウッドロングエコの杉板と焼杉板。床は無垢バーチ材。建具家具はラワン、壁と1階天井は漆喰、2階の勾配天井はヒノキの小幅板風羽目板仕上げです。屋根は高性能グラスール330mm充填断熱、外壁はミラフォームラムダ90mmの付加断熱仕様、サッシはYKK430(南側クリアガラス)、ローヤル電機のダクト式1種換気を採用しています。

UA値は0.25W/m2kでQ1住宅レベル3(QPEXによる)、C値は0.2cm2/m2で、東京ゼロエミ水準3仕様にも合致させています。また、長期優良住宅で耐震等級3の耐震性を有しており、太陽光は6.87KW(Qセルズ)載せています。

■住所  : 立川市栄町5丁目
■日時   :2024年9月28日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :多摩モノレール泉体育館駅より徒歩15分
     (JR立川駅北口9番のりば幸町団地行きバス、停留所から徒歩5分も便利です)    
■駐車場 :周辺コインパーキングなどをご利用ください。   

見学会は予約制となっております。

見学希望の方は、お越しになるお時間、お名前、見学人数、ご連絡先、家作り予定者・設計者・施工者・OB・その他の別をメール:yutakaiizuka@gmail.comまでお知らせください。折り返し、住所などお知らせします。

家作り予定者の方は、施工予定時期、施工エリア、ご予算、土地のあるなし等も簡単にお知らせいただけると、ご来場の際、的確なお話ができると思います(業務多忙なため、こちらから積極的に営業することはございませんので、ご安心ください)。

年齢にかかわらず、お子さんでも手袋を着用しないと入場できません。大人用手袋はこちらで用意いたしますが、お子さんの手袋は必ずご持参ください(手袋のないお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします)。

また、引き渡し後の案件に付き、お子さんが走り回ったり、壁にぶつかったり、扉を乱暴に閉めたりしないように、お子さんは抱きかかえていただくか、常に手をつないいただくか、ご夫婦交代で見学いただければと思います。また、階段を降りる時、お子さんは手すりでなく壁側を触りながら降りる傾向があるので、その点もご注意いただければ幸いです。

三鷹Y邸オープンハウスのお知らせ

来る2024年8月10日の土曜日、建主様のご厚意により、三鷹Y邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

Y邸は建ぺい率40%の21坪の狭小地に建つ住宅です。限られた空間を最大限に生かすため、内部は小屋裏収納を含む3層構成。木ルーバーのついた南面の大窓や吹き抜け、中央に階段玄関を設けた無駄のない動線計画によって、小住宅ながら家族4人が快適に過ごせる広がりを確保しました。南の大窓からは近隣公園の緑が楽しめます。床はやみぞ杉、壁天井はエコフリースという塗装壁紙を使用したナチュラル系の内装になっています。

屋根は外張り断熱、外壁は付加断熱あり、サッシはYKK430を基本とし、ダクトレス1種換気を採用。UA値は0.32W/m2k、C値は0.2cm2/m2で、東京ゼロエミ水準3仕様にも合致させています。また、耐震等級3の耐震性を有しており、太陽光も載せています。

■住所  : 武蔵野市関前一丁目
■日時   :2024年8月10日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :三鷹駅より徒歩15分    
■駐車場 :周辺コインパーキングなどをご利用ください。   

見学会は予約制となっております。

見学希望の方は、お越しになるお時間、お名前、見学人数、ご連絡先、家作り予定者・設計者・施工者・OB・その他の別をメール:yutakaiizuka@gmail.comまでお知らせください。折り返し、住所などお知らせします。

家作り予定者の方は、施工予定時期、施工エリア、ご予算、土地のあるなし等も簡単にお知らせいただけると、ご来場の際、的確なお話ができると思います(業務多忙なため、こちらから積極的に営業することはございませんので、ご安心ください)。

年齢にかかわらず、お子さんでも手袋を着用しないと入場できません。大人用手袋はこちらで用意いたしますが、お子さんの手袋は必ずご持参ください(手袋のないお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします)。

また、引き渡し後の案件に付き、お子さんが走り回ったり、壁にぶつかったり、扉を乱暴に閉めたりしないように、お子さんは抱きかかえていただくか、常に手をつないいただくか、ご夫婦交代で見学いただければと思います。また、階段を降りる時、お子さんは手すりでなく壁側を触りながら降りる傾向があるので、その点もご注意いただければ幸いです。

つくばN邸オープンハウスのお知らせ

来る2024年4月27日の土曜日、建主様のご厚意により、つくばN邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

N邸は150坪の広い敷地に建つ住宅です。建物はオーソドックスな切妻型屋根のシンプルな形状をしていますが、平面斜めの掃き出し窓、東西のハイサイドライト、吹き抜けによって、非常に開放感の高いインテリアを実現しました。外壁は焼杉と目板張の杉。内部は漆喰と合板でシンプルに仕上げました。

Q1住宅レベル4、HEAT20G2(UA値0.31)、長期優良住宅(耐震等級3)、JBN省令準耐火、BELS ☆☆☆☆☆ 、の基準にもそれぞれ適合させています。サッシはシャノンのNS50やAPW430で、ダクトレス1種換気を採用。C値は0.4cm2/m2でした。

■住所  : 茨城県つくば市上ノ室
■日時   :2024年4月27日(土)、am11:00~pm4:00
■最寄駅 :つくば駅から土浦駅西口行き8分、
      花室交差点バス停より徒歩13分
     (時間がかかるので自家用車またはタクシーが便利です) 

見学会は予約制となっております。見学希望の方は、お越しになるお時間、お名前、見学人数、ご連絡先、家づくり予定者・設計者・施工者 ・OB・その他の別をメールでお知らせください。折返し住所などお知らせいたします。
       
年齢にかかわらず、お子さんでも手袋着用しないと入場できません。大人用手袋はこちらで用意いたしますが、お子さんの手袋は必ずご持参ください(手袋のないお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします)。

また、引き渡し後の案件に付き、お子さんが走り回ったり、壁にぶつかったり、扉を乱暴に閉めたりしないように、お子さんは抱きかかえていただくか、ご夫婦交代で見学いただければと思います。また、階段を降りる時、お子さんは手すりでなく壁側を触りながら降りる傾向があるので、その点もご注意いただければ幸いです。

藤沢S邸オープンハウスのお知らせ

来る2024年3月16日の土曜日、建主様のご厚意により、藤沢S邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。


S邸は日当たりの良い敷地に建つ住宅です。4間角総二階のボリュームの南側に小上がりを抱く下屋をまわし、家の内部に内向きの縁側をつくりました。また壁面の一部を後退させることで、日射取得を確保しながら、外側にも中間領域をつくりました。低く抑えた軒と水平連続窓は、古き良き時代の日本の住宅のプロポーションの表現です。内部はスケルトンインフィルの間仕切りの少ない回遊間取り。外壁は焼杉とウッドロングエコ目板張の杉。内部は和紙、バーチ、栂でシンプルに仕上げました。

Q1住宅レベル3、HEAT20G2(UA値0.36)、長期優良住宅(耐震等級3)、JBN省令準耐火、ZEH+、BELS ☆☆☆☆☆ 、の基準にもそれぞれ適合させています。サッシはオールAPW430でダクトレス1種換気を採用。C値は0.1cm2/m2でした。

■住所  : 神奈川県藤沢市
■日時   :2024年3月16日(土)、am11:00~pm4:00
■最寄駅 :藤沢駅より大船駅北口行バス11分、バス停より徒歩3分        
■駐車場 :周辺コインパーキングや薬局駐車場をご利用ください。
■対象者 :中学生以上の方限定です

見学会は予約制となっております。見学希望の方は、お越しになるお時間、お名前、見学人数、ご連絡先、家づくり予定者・設計者・施工者 ・OB・その他の別をメールでお知らせください。折返し住所などお知らせいたします。

なお、今回の見学会は中学生以上限定です。小学生以下のお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします(近隣に公園もあります)。

・11:00~11:30・逗子K様、品川K様
・11:30~12:00・二反田さん
・12:00~12:30・藤沢F様
・12:30~13:00・
・13:00~13:30・木村さん
・13:30~14:00・西荻O様
・14:00~15:00・青木お客様、熊澤さん
・14:30~15:00・葛飾T様
・15:00~15:30・朝倉さん
・15:30~16:00・青木お客様、三鷹Y様

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。現在も10数軒が設計施工中ですが、昨年は11軒の住宅が竣工しました。軽く振り返りたいと思います。

三重の津では、森大コラボのパッシブハウス(申請中)が竣工しました。方位の触れたこの敷地で、総二階のボリュームは町並みになじまないので、軒の低い大屋根というパッシブハウスにしにくい形を取りながら、パッシブハウスプラス基準に合致させました。外構は荻野寿也さんです。

エコハウス大賞にも応募。5人の審査員のうち4名に点を入れていただき入選10作の一つとして本戦に残ったんですが、エコハウス分野では目新しい賃貸系の住宅などに票が流れ賞は取れませんでした。でも、この家は賞に関係なく、超高性能住宅を「建築」としてきちんと設計できた実感があり、これからの建築の主題となる「環境」がしっかりデザインできており、日本の古民家のような古き良き時代の魅力的な建築とも繋がりをもたせることができたということで、設計者としては大変満足しています。

森社長が九州の工務店ウィズホームに撮ってもらった動画もありますので、ぜひ御覧ください。

昨年は同時期に森大コラボで上記の家から徒歩圏にもう一軒パッシブハウス設計してます。こちらは高さが出ても一向に困らない日当たりの良い北斜面だったので、素直に南側に窓の多い総二階で計画しました。伊勢神宮の別宮、荒祭宮のような木々の間に立つ建築をイメージしています。

この家も動画取っていただきました。ぜひご覧ください。ちなみに2階の外壁は屋久島の地杉を使っています。

一方、東京では東京ゼロエミ住宅水準3の準耐火建築、渋谷U邸が竣工しました。マンションの駐車場を借景するように配置したトンネル型の空間を持った切妻屋根の住宅です。外構は小林賢二さんです。

東京ゼロエミの先進事例ということで、ホームズ君のインテグラル主催でセミナーも開催されました。現在弊社の東京案件では大きな助成金の得られるゼロエミ住宅が当たり前になり、設計中の立川、品川、三鷹、葛飾、瑞穂の5案件でゼロエミ水準3を目指しています。東京でも付加断熱付き、一種換気の住宅が当たり前になりつつあります。

神奈川や東京北部の住宅はおなじみの青木工務店に施工いただき、昨年はなんと青木さん施工案件が5軒竣工してます。2月に竣工した金沢区I邸はオーソドックスなプロトタイプ住宅です。日当たりの良い敷地条件を生かしたお宅になっています。

上階を半間オーバーハングさせた外観です。基本、定番の掃き出し窓、腰壁、腰窓の3層構成なんですが、バルコニーで表情をつけています。内部は白主体の飽きのこないシンプルなインテリアです。ダイニングテーブルも製作しました。

青木さん2軒目は品川の家でした。差し掛けの屋根形状はファサードになりにくいので、袖壁を立てて折れ線屋根のように表現しました。準耐火建築ですが外壁に杉板を張っています。

マンションや3階建ての家に囲まれて日照条件が良くないので、ハイサイドライトから吹き抜けに光を落とし、家中を明るくしています。インテリアはナチュラル系です。床はバーチ。天井はツガとなっています。

青木さん3軒目は藤沢の家です。ビルトインガレージの上に中間領域を持っています。意図的に細長くつくり、建物のどこからでも道路向かいの公園の緑を借景できるようになっています。

インテリアはチークの床、ツガの天井という木の色、珪藻土の壁の白、アクセント壁や柱の黒という3色使いです。

青木さん4軒目は妙蓮寺の家でした。家での仕事が多いご夫婦が楽しく暮らす終の棲家です。この家は旗竿敷地で日照条件が必ずしも良くないので、ハイサイドライトからも採光しました。

青木さん5軒目は葉山K邸です。ひな壇型構成の弊社では珍しい形状の家です。外壁は焼杉です。屋上は展望デッキになっています。これは堀部安樹さんにお願いした外構施工前の様子です。

内部は梁表しとなっており、左官の壁、チークの床という簡素ですが贅沢な仕様です。

家の中央部は吹き抜けており、ペントハウスの光に向かって、斜め上方に登って行く構成になっています。

名古屋春日井の工務店、参建のリノベモデルハウスもできました。増築を重ねてめちゃくちゃにかけられた屋根を整理し、かたちをきちんと整えたので、外から見るとリフォームには見えないかもしれません。

内部は古い梁を焦げ茶色で表現、古材が明るい色調のインテリアを引き締める役割をしています。床はあずみのの松、天井はツガの羽目板です。

大久保麻基さんの原案に基づいて弊社で設計した八ヶ岳の家も竣工しました。外観は赤い目板張りの杉板外壁です。

道路側はシンメトリーの切妻でまとめました。非常にシンプルで美しい住宅に仕上がりました。

天井際上方から光を採るという、大久保さんがよくやっていた的な光の取り入れ方をイメージしながら設計した部分です。

そして最後は12月にお引渡しになったオガスタ新潟コラボ「京王のレジデンス」です。
豪邸というとコンクリート打ち放しで石貼ってシャンデリアぶら下げるなんていう印象がありますね。毎日パーティやってるのかな?という家。この家は間口5間、奥行き7.5間の大邸宅ですが、内も外も木に包まれた温かい邸宅で、誰もが住みたいと思えるようなつくりになっています。

敷地は54坪と建物規模の割には広くありません。建ぺい率60%(許容32坪くらい)をクリアするために屋根のない中庭を設けています。

2階ハイサイドライトからはリビングに光が降り注ぎます。のじもくさんの小幅板風羽目板は目地を揃えて張りました。キッチンはタニコー作のオールステンレスキッチンです。

東京ゼロエミ住宅セミナー

先日のホームズくん東京ゼロエミ住宅セミナー、一般公開されました。飯塚のパートは51分位から。都内で戸建ての高性能住宅を計画されてる方にとって、59分位からはゼロエミ水準3の事例紹介も含む必見の内容となっていますので、ぜひご覧ください。

東京都ゼロエミ住宅は東京都が定めた、断熱性が高く、エネルギー消費の少ない住宅です。東京ゼロエミ住宅水準3の認証を受けると、210万円の助成金が受けられます。太陽光や蓄電池を導入するとさらに助成額が増えるという他自治体から見ると夢のような制度です。
都の制度なので、こどもエコ住まいやグリーン化事業などの国の制度や、区の各種エコ住宅補助金など、区の制度との併用も可能です。

エコハウス大賞2023ノミネート

アイプラスアイ設計事務所と森大建地産とのコラボ、津市YK邸「登梁大屋根のパッシブハウス」がエコハウス大賞2023にノミネートされました。建築知識ビルダーズ54号で、ノミネート10作のうちの一つとして掲載されています。大賞を決めるオンラインイベントは10月26日(木)zoomウェビナー形式で行われます。ご期待ください。
6分のダイジェスト動画は「これからの住宅・建築MAPS」のyou tubeページでご覧いただけます。

当日通信トラブルで30分の割当時間をほぼ使ってしまい、焦って噛みまくってしまいました。お聞き苦しくてすいません。
上記動画のある「これからの住宅・建築MAPS」のページの下の方には、2018年のエコハウス大賞グランプリを受賞した案件の説明を含む動画がまだおいてあります。私のエコハウスに対する思いは下記の動画でも語っていますので、こちらで口直ししていただければと思います。


6分のダイジェスト動画の原稿を作りながらつらつらと考えていたんですが、これからの建築設計は、「建築単体をデザイン」するのではなく、「環境をそのものデザインする」ということが必要になってくると思います。
20世紀の建築は、「自然と都市と切り離された制御可能な内部を作ること」を目的にしていたと思います。強固な外皮によって制御不能な自然や都市と切り離されていたから、超高層やイオンモールのような巨大な建築にすることができたわけです。
21世紀の建築は「自然や都市と接続可能な環境を作ること」に目的が変わってくるのではないか?そうなると建築の外皮は周囲の環境に開きながら内と外が溶け合う曖昧なものになり、建築の内側と建築をとりまく外側をいっぺんにデザインすること、つまり環境そのものをデザインすることが求められるというふうに思います。建築というよりも環境装置のようなものに近づいてくるかもしれません。

20世紀の建築を象徴するキーワードが「機能」であるならば、21世紀の建築を象徴するキーワードは「環境」になると思います。建築である以上、「機能」を避けて通れないのと同じように、これからの建築は「環境」を絶対に避けて通ることはできません。どんなに芸術的なテーマ、哲学的なテーマがあったとしても、周囲の環境から切断されたものは建築としての価値を失っていくことになるはずです。

ところが、設計事務所・工務店の多くは、最低限の温熱環境でさえ満たすことができていません。断熱等級4の義務化でもクレームが出る有様です。設計事務所・工務店が最低限の性能でさえ満たそうとしないのは、単に計算ができないからというだけでなく、性能を追求するとデザインが悪くなる、デザインが画一的になると考えているからという話もあります。

今回私達が設計した住宅は、パッシブハウスで許容応力度耐震等級3ということで性能は限界まで振り切っておきながら、高性能住宅らしくない自由な姿をしています。建材の進化もあって、建築としての魅力を保ちながら、高性能化することは十分可能になってきています。高性能でも多様なデザインは可能です。今回私達が提案したのは大屋根建築ですが、平屋(例えば今回エコハウス大賞応募のアティックワークスの北川さん)や、日射の少ない寒冷地(例えばむつの菊池さん)や、非住宅のパッシブハウスもすでに実現されています。

ところで、我々が現在扱っている「環境」は数値化できるものばかりです。「機能」の様々な項目は数値化することで一般化したように、数値化に成功した温熱環境は、遅かれ早かれ当たり前のものになるはずです。断熱等級の義務化が低レベルのものであれ、法律の制度もこれを後押しすることになるでしょう。デザイン重視の意識の高い人達が、断熱等級6に住むのはすぐに当たり前になると思います。

一方、数値化できない「視覚環境=視覚的な心地良さ」は全く言語化ができていません。「数値化できない心地良さ」を誰もが使えるように一般化することは、21世紀に生きる我々設計者の役割ではないでしょうか。私が提唱する、価値とスケールの座標軸の上で考えた場合、右半分を、特に右上を埋めていくことが今後必要になってくるように思います。今回の設計では、日本民家園にある北村家住宅を参考にしましたが、ヒントは過去の名建築の中にあります。過去の建築を経験して快適だった理由を言語化して誰もが利用できるようにすることが、建築を魅力的にするためには必要だと思います。

一定の数値目標を達成した現在、そういった視覚的な環境を含めて「環境そのものをいかにつくるか」が問われているように思います。

葉山K邸オープンハウス

来る2023年7月22日の土曜日、建主様のご厚意により、葉山K邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

葉山K邸は海岸沿いの一角に建つ住宅です。日当たりのいい南向きの敷地を活かすように、建物全体を3段のひな壇構成にして、最上段周囲に展望デッキを設けました。1階も2階も構造体はあらわし。中央の吹き抜けがペントハウスまでつながって、上階から光を落とす構成になっています。床は広幅のチーク、壁は色付きのしっくいで仕上げました。その他薪ストーブのコーナーや、在来風呂のコーナーも見どころです。

HEAT20G2(UA値0.43)、長期優良住宅(耐震等級3)、JBN省令準耐火(柱梁は120幅以上、床合板裏には一度石膏ボードを貼ってからラワン合板を張っています)の基準にもそれぞれ適合させています。

家作り予定者の方は、施工予定時期、施工エリア、ご予算、土地のあるなし等も、分かる範囲で簡単にお知らせいただけると、ご来場の際、的確なお話ができると思います(業務多忙なため、こちらから積極的に営業することはございませんので、ご安心ください)。

年齢にかかわらず、お子さんでも手袋着用しないと入場できません。大人用手袋はこちらで用意いたしますが、お子さんの手袋は必ずご持参ください(手袋のないお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします)。

また、引き渡し後の案件に付き、お子さんが走り回ったり、壁にぶつかったり、扉を乱暴に閉めたりしないように、お子さんは抱きかかえていただくか、常に手をつないいただくか、ご夫婦交代で見学いただければと思います。また、階段を降りる時、お子さんは手すりでなく壁側を触りながら降りる傾向があるので、その点もご注意いただければ幸いです。

・10:00~10:30・タニタ谷田さん1名、つくば中嶋様4名
・10:30~11:00・スタジオカーサ樽角さん4名、伊勢原田崎さん1名
・11:00~11:30・
・11:30~12:00・北鎌倉大岡様3名
・12:00~12:30・逗子清野様?名
・12:30~13:00・木村木材木村さん2名
・13:00~13:30・田中様1名、立川原様1名
・13:30~14:00・法政伊藤さん1名
・14:00~15:00・
・14:30~15:00・
・15:00~15:30・ハウスベース植村さん1名
・15:30~16:00・

■住所  : 神奈川県三浦郡葉山町一色
■日時   :2023年7月22日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :逗子駅より海岸まわりバス13分、バス停より徒歩2分        
■駐車場 :周辺コインパーキングをご利用ください。

妙蓮寺TK邸オープンハウス

来る2023年7月15日の土曜日、建主様のご厚意により、妙蓮寺TK邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

妙蓮寺TK邸は延床24坪の都市型の小住宅です。敷地延長の長い旗竿地で、周囲を隣家に囲まれていますが、驚くほど明るい室内を実現しています。建主はご夫婦2人とも在宅で仕事をされており、奥様の定期的な来客もあることから、2階の作業室はあえてゆるく仕切った構成になっています。

HEAT20G2(UA値0.45)、長期優良住宅(耐震等級3)、JBN省令準耐火の基準にもそれぞれ適合させています。

家作り予定者の方は、施工予定時期、施工エリア、ご予算、土地のあるなし等も、分かる範囲で簡単にお知らせいただけると、ご来場の際、的確なお話ができると思います(業務多忙なため、こちらから積極的に営業することはございませんので、ご安心ください)。

年齢にかかわらず、お子さんでも手袋着用しないと入場できません。大人用手袋はこちらで用意いたしますが、お子さんの手袋は必ずご持参ください(手袋のないお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします)。

また、引き渡し後の案件に付き、お子さんが走り回ったり、壁にぶつかったり、扉を乱暴に閉めたりしないように、お子さんは抱きかかえていただくか、常に手をつないいただくか、ご夫婦交代で見学いただければと思います。また、階段を降りる時、お子さんは手すりでなく壁側を触りながら降りる傾向があるので、その点もご注意いただければ幸いです。

・10:00~10:30・
・10:30~11:00・瑞穂山田様1名、伊勢原田崎様1名
・11:00~11:30・葛飾垂井様2名、立川原様3名、
・11:30~12:00・okuta大谷さん3名
・12:00~12:30・谷田さん1名
・12:30~13:00・青木お客様T様4名
・13:00~13:30・スタジオカーサ樽角さん2名
・13:30~14:00・
・14:00~15:00・青木お客様F様2名、
・14:30~15:00・青木お客様T様1名、法政南さん3名、Y様2名
・15:00~15:30・青木お客様YS様1名、N様6名、アグリトライ小嶋さん2名
・15:30~16:00・青木お客様YN様2名、相羽建設中村さん2名

■住所  : 神奈川県横浜市港北区仲手原
■日時   :2023年7月15日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :妙蓮寺駅より徒歩10分        
■駐車場 :周辺コインパーキングをご利用ください。

藤沢F邸オープンハウスのお知らせ

来る2023年6月10日の土曜日、建主様のご厚意により、藤沢F邸のオープンハウスを開催できることになりましたのでお知らせします。

藤沢F邸は家のどこからも北東側の公園の緑が楽しめる切妻屋根の住宅です。間取りは2階リビング型。公園側の端部には中間領域となる大きなバルコニーを設けました。既製カーポートは公園前の景色として望ましくないことから、ガレージはピロティ式に。ここで簡単な車いじりもする予定です。

外壁は2階がウッドロングエコの杉板、1階は焼杉板です。平屋を積んだように異素材の外壁を積層させ、浮遊感を表現、プロポーションを整えています。

その他、150mm幅のチーク材無垢フローリング床、2階のツガ天井、凹凸を出さないように極めて平滑に仕上げた珪藻土の内壁、風景を活かす黒い壁、サーフィン帰りに外からも出入りできる目隠し付きの浴室も見どころです。

HEAT20G2(UA値0.44)、長期優良住宅(耐震等級3)、JBN省令準耐火の基準にもそれぞれ適合させています。太陽光は南東側に6.0KW載せ、V2Hも導入予定です。


家作り予定者の方は、施工予定時期、施工エリア、ご予算、土地のあるなし等も、分かる範囲で簡単にお知らせいただけると、ご来場の際、的確なお話ができると思います(業務多忙なため、こちらから積極的に営業することはございませんので、ご安心ください)。

年齢にかかわらず、お子さんでも手袋着用しないと入場できません。大人用手袋はこちらで用意いたしますが、お子さんの手袋は必ずご持参ください(手袋のないお子さんのご家族は、ご夫婦交代での見学をお願いいたします)。

また、引き渡し後の案件に付き、お子さんが走り回ったり、壁にぶつかったり、扉を乱暴に閉めたりしないように、お子さんは抱きかかえていただくか、常に手をつないいただくか、ご夫婦交代で見学いただければと思います。また、階段を降りる時、お子さんは手すりでなく壁側を触りながら降りる傾向があるので、その点もご注意いただければ幸いです。

・10:00~10:30・青木様3名a、富士ソーラー大澤さん1名
・10:30~11:00・葉山楠様2名
・11:00~11:30・創造系不動産倉本さん1名
・11:30~12:00・チャネル小林さん2名
・12:00~12:30・瑞穂町山田様2名
・12:30~13:00・
・13:00~13:30・キリガヤ市原さん2名
・13:30~14:00・藤沢秋山様2名
・14:00~15:00・立川原様3名
・14:30~15:00・
・15:00~15:30・中村様
・15:30~16:00・

■住所  : 神奈川県藤沢市遠藤  
■日時   :2023年6月10日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅 :湘南台駅より辻堂駅北口行きバス19分徒歩1分
      辻堂駅より湘南台西口行きバス18分徒歩1分     
■駐車場 :周辺コインパーキングをご利用ください。