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松戸N邸
横入りのロフトがあるスキップフロアの住宅です。ワンルーム状につながった室内空間の中に様々な「たまり」が作られています。竣工後の見どころはディスプレイデザイナーの奥様が整える完璧なインテリアです。

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■スーモ撮影風景

掲載誌など
「Myhome+ VOL.29 知りたい!センスのいい家の間取り」
「LiVESLives vol.60 30代僕らの家づくり」
「渡辺篤史の建もの探訪 @どこか懐かしい理科室の家」

■設計趣旨
 道路側の外観は、傾いた外壁を持つ2階が、1階から浮き上がったような形になっています。屋根は中央部で折れ線グラフ状に勾配が変わり、建物中央部に小さなテラスを抱いています。外から見ると、2階部分が飛び跳ねているような、この特徴的な外観は、生きもののような形の中に、多様なシーンをつくるという、私たちのテーマを体現したものです。
 道路のある北側は1階上部の欄間から採光し、道路側の視線をカット。反対に南側は、全面開口として、縁側越しに、隣の梨畑の風景を借景しました。眺めがいいのはもちろんですが、建物は高い断熱性能を持つことから、冬期間は、太陽熱だけで日中の暖房をまかなえるようになっています。内部はスキップフロアのワンルーム。中央の吹き抜けを中心に、螺旋状に諸室が繋がる構成です。
 古くて風合いのあるものに囲まれて、暮らしたいというのが、建主のご要望でしたが、素材感にも配慮して、新築ながら「年月を経た建築の魅力」が感じられる、暖かな住宅ができたように思います。

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