「カタチが決まるまで間取りを描くな」  架構と耐震編

9/25に行われた建築知識のwebセミナー「カタチが決まるまで間取りを描くな」シリーズ第二弾、「架構と耐震編」の録画がyoutubeに正式アップされました。美しい架構を見せようと思ったら、耐震等級以外に考えることが沢山あることがこれを見るとご理解いただけると思います。かなり専門的な内容なのでプロ向けですが、ぜひご覧いただければと思います。

なお、シリーズ最終回「カタチと性能編」は夢・建築工房社長岸野さん、ホームズ君のインテグラルさんと12/10、17時から、競演予定してます。リアルタイム配信だと質問回答コーナーがあって、録画編より楽しめます。事前登録はいらないので是非スケジュール入れておいていただければと思います。

日時:12月10日(木)17:00~18:30
形態:YouTubeライブ配信
URL:https://youtu.be/L1Hr2zUa-uM
申込:不要。どなたでも視聴できます。指定日時にアクセスしてください。
主催:住宅性能診断士 ホームズ君 × 建築知識ビルダーズ


JIAのBulletinに寄稿

リオタ関本さんに頼まれたので、JIAのBulletin、「建築ウォームアップ」のコーナーに記事を寄稿しました。主として受注からファーストプレゼンまでのプロセスを7人の建築家が執筆してるのですが、みんなやり方が違って、なかなか面白く読ませていただきました。

「創造系不動産」佐竹さん鈴木さん来所

6/17、失敗しない家づくりのための情報サイト 「 ハウスベースプレス」編集長、植村さんのご紹介で、創造系不動産、佐竹さん(右)、鈴木さん(左)来所。

業界で大変話題となった「建築と不動産のあいだ」の著者、高橋寿太郎さん率いる「創造系不動産」は、設計事務所で建てることを前提に土地探しをしてくれる、建築に詳しい不動産会社。設計事務所で建てるとなれば、土地費用は安く押さえなければならないケースも多いので、手数料収入は減るかもなのに、土地探しの手数料は通常の仲介手数料の範囲内。ライフプランを含むローン提案でも10万円くらいでいいそうなので、今後はアイプラスアイにいらっしゃった土地なしのお客様の相談に、積極的に乗っていただこうと思います。

私の旧ブログ土地関連の過去記事など読んでいただけるとわかりますが、私は土地の見立ては得意分野。「新米建築士の教科書」や「絶対トクする[土地・建物]の相続・税金・法律ガイド」などでも、土地選び土地調査の詳細を解説しているので、うちと創造さんの組み合わせは、最強のタッグとなるはず。これから土地探しを始められるお客様は、ひとまず一度ご来所ください。

蛇足ですが、佐竹さん実はラッパーだそうで、youtubeに本格的なPVもあるので貼っておきます。
https://youtu.be/lStOXruYhDY




日下洋介さん中澤芙美さん来所

4月24午前、大阪の建築家、日下洋介さんが来所。

私は最近、木造住宅作家と思われているようですが、構造・機能・規模にかかわらず、どんな仕事でもできるので、設計料や交通費さえ頂戴できればどんな仕事も断らないのがモットーです。が、①予算が合わない、②忙しすぎる、③遠隔地、という理由で稀に、仲間の設計者、工務店をご紹介することがあります。せっかく来ていただいたお客様が依頼先を間違えて家づくりに失敗したら馬鹿馬鹿しいですからね。今回日下さんがいらしたのは②③の理由で昨年ご紹介した大阪の案件のご報告。紹介はうまくいかないことも多いのですが、日下さんはYKKの企業向けセミナーでも引っ張りだこ、意匠にも性能にも明るく、コラムもうまい実力者、ちゃんと仕事にして、わざわざこうして来ていただいたわけです。

せっかく遠くからお越しいただいたので、普段の設計方法、構造計算の仕組み、スケッチアップ活用術などをご説明。いろいろ情報交換する中で、意匠・性能・コスト全部取りできる設計事務所が、全国エリアごとにいてユニオンつくったら繁閑の波をある程度吸収できるんじゃないかというという話も(そういえば、私の師匠大高正人はメタボリズムの仲間、槇さん、菊竹さん、栄久庵さん、黒川さんらと「計画連合」という組織つくって、様々なプロジェクトで水面下で協働してたことを書きながら思い出しました)。オガスタ相模さんと考えた工務店支援「軍師サービス」とくっつけても面白そう。いずれにせよ、何か連携協業するうまい仕組みを考えていきたいですね。

夕方はアイプラスアイ史上メディア最多露出、松戸N邸のお施主、ディスプレイデザイナーの中澤芙美さんがふらっと来所。事務所近所の杵屋と大阪大将(笑)でお腹いっぱいになるまで、ごちそうしました。

こんな感じで弊事務所は、今仕事が比較的ゆったりしてますので、設計者・施工者・OBお施主のみなさんの来所、大歓迎です。仕事帰りにぜひお立ち寄りください。

毎年恒例 グループ展のご案内


今月末 8/31(金)から9/2(日)まで、新宿の全労災ホール展示室にて、毎年恒例の絵のグループ展があります。いろいろな大学の美術系サークルから集まったグループですが、今年は卒業28年目。今回、飯塚は風景画に挑戦しました。


土曜日午前中は打ち合わせのためおりませんが、その他は在廊する予定です。お時間あれば是非お立ち寄りください。

増田奏・鈴木信弘・飯塚豊3人展

4/13(金)から4/19(木)まで、横浜のUluruというギャラリー(横浜市中区北仲通3-34-2キクシマ関内ビルB1F、最寄り駅「馬車道駅」)で、「住まいの解剖図鑑」の増田奏さん、「片づけの解剖図鑑」の鈴木信弘さん、「間取りの方程式」の飯塚豊が、3人展を開催します。

増田さんは新作住宅の木の模型、鈴木さんは1/100の大量の模型と書き溜めた秘蔵のスケッチ、飯塚は本の内容と連動する1/30~1/50の模型などを展示する予定です。見るだけで住宅の設計がうまくなる?かも。 入場無料。ぜひお越しくださいませ。

鈴木アトリエさんと初顔合わせ


先月末の1/26、新宿ジンギスカン名店にて、「片付けの解剖図鑑」の鈴木信弘さん(一番左)、奥様の洋子さん(右)と初会合。せっかくなので鈴木さんの「片付けの解剖図鑑」と私の「間取りの方程式」を共に編集した天才編集者の藤山さん(左から2番め)や、共通の友人である「あすなろ建築工房、関尾さん(撮影者)」もお誘いして、いろいろ情報交換いたしました。(もともと、この会合を企画してた吉田工務店吉田社長はインフルエンザで来れず)

「片付けの解剖図鑑」や「住まいの解剖図鑑」はアイプラスアイの推奨図書ですし、鈴木アトリエさんは庶民に手が届く高性能なデザイン住宅を沢山設計されていますので、飯塚がデビューした時からHPの営業術含め、勝手に色々参考にさせていただいていた事務所でもあります。で、初めてお会いした感想は、元気がよくって話が上手、肩に力が入ってなくてバランス感覚も優れる、想像通りのお二人でした。最近は新住協に入ったり、床下エコンに挑戦したり、木製サッシを積極的に使ったりと、性能方面も頑張られています。事務所経営のあれこれ含めいろいろ共通点も多いので、お話は大いに参考になりました。

で、この日に正式に動き出した企画がひとつ。鈴木さん+藤山さん+飯塚に、この日学校があって都合がつかなかった「住まいの解剖図鑑」の増田奏さんを加えた、藤山さん編集の解剖図鑑シリーズ3部作(リアル解剖図鑑シリーズ2作+方程式シリーズ1作)の展覧会、座談会です。4月予定で、どんななるか未知数ですが乞うご期待です。