「伊礼智の住宅デザイン学校 10人の建築家が教える設計の上達法」発売

12月3日、エクスナレッジより「伊礼智の住宅デザイン学校 10人の建築家が教える設計の上達法」が発売されます。住宅デザイン学校10周年を記念してまとめられた、伊礼校長+常連ゲスト講師9人の住宅設計術を、美しい事例写真とともに紹介した本です。


「屋根を最初に、間取りを最後に設計する」という、魅力的な住宅の設計に不可欠な「設計手順」を紹介した飯塚のパートは巻頭に入れていただきました。ひと月前に発売された「ぜんぶ絵でわかる1木造住宅」と同じ流れになっていますので、併せてお読みいただけるとどちらの本も理解が深まるように思います。また、コンセプトメイクに役立つとっておきの方法も載せました。
十人十色の住宅論といいつつも、伊礼さん厳選の各建築家の主張は共通していることも多いです。気になるフレーズを拾ってみると、例えば、

飯塚豊    建築の魅力は内外の境界部に宿る      
丸山弾さん  敷地を立体で捉え抜けを探す
佐藤重徳さん 外側から考える、骨格を考える
荻野寿也さん 内部と外部をどのようにつなげるか
伊礼智さん  見えないものをデザインする
関本竜太さん 1つの強いルールを見つけて繰り返す
八島正年さん 誰が見ても良い佇まい寸法心地よさ
小谷和也さん 空間をオープンにつくり可変性を持たせる
小泉誠さん  家は外を楽しむための家具
若原一也さん がらんどうの空間を想定する

という具合。建築を魅力的にする方法は普遍性があるんですね。写真を見ているだけでも楽しめますから、設計上達を目指す方も、建築家に設計を依頼することを考えている方も、ぜひ手にとっていただければと思います。

カテゴリーblog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください