池尻A邸、6/24内装打ち合わせしてきました。「アクセントカラーはすべて暖色系でまとめ、1階から3階に向かって徐々に色を淡くする」というのが基本方針。 暖色系を選んだのは、空の色、植物の色以外で自然界に存在する色は基本暖色だから(寒色系は鉱物の色としてはありますけど)。また、Aさんがもともと希望されていた、 淡い寒色系は経験上はパステル感が出やすいので、避けるべきと考えました。
1階は玄関土間に原色系のものも置かれそうということで、家具も壁紙も彩度低めのこげ茶で統一。木枠は基本白くしますが、土間絡みの枠だけはこげ茶系で汚れにくくします。
現在の一階はこんな具合。ユニットバスも設置されました。真ん中の柱は、キッチンの排水。
2階はレンガ色を南の壁面に配置。テレビやオーディオ機器の背景になります。家具はローズウッド系。オークフローリングは植物オイルや蜜蝋系で濃く色を出します。階段も着色はせず、フローリングと同じオイル塗装とします。
現在の2階。CH2300だけど、窓が大きく下がり壁がないので全然狭さありません。1坪の階段吹き抜けも意外と効いてました。
3階はからし色を突き当りに配置。家具のローズウッド、フローリング、からし色がグラデーションをつくります。
壁が傾いた楽しい空間です。思ったより明るい感じでした。