破風と鼻隠しの高さを変えた納まり @荻窪K邸


鼻隠しと破風は高さをそろえ、同じ断面を回すのが原則です。軒樋の固定を考えると鼻隠しは最低でも130~150程度の寸法になるのが普通。その寸法に合わせると破風は結構大きくかつ分厚くなるので、軒ゼロけらばゼロ案件では、意匠的にはいまひとつという感じになります。
そこで荻窪K邸では両者の納まりを変えました。鼻隠しに対し、破風は小さくおさえています。机上では解けた感じがしなくても、こういう具合にできてみると、ごく自然に納まっていますね。どうせ鼻隠しは樋の裏になるし、うちの事務所では屋根壁同色なら高さの違いは、気にしないことにしています。

鈴木アトリエさんと初顔合わせ


先月末の1/26、新宿ジンギスカン名店にて、「片付けの解剖図鑑」の鈴木信弘さん(一番左)、奥様の洋子さん(右)と初会合。せっかくなので鈴木さんの「片付けの解剖図鑑」と私の「間取りの方程式」を共に編集した天才編集者の藤山さん(左から2番め)や、共通の友人である「あすなろ建築工房、関尾さん(撮影者)」もお誘いして、いろいろ情報交換いたしました。(もともと、この会合を企画してた吉田工務店吉田社長はインフルエンザで来れず)

「片付けの解剖図鑑」や「住まいの解剖図鑑」はアイプラスアイの推奨図書ですし、鈴木アトリエさんは庶民に手が届く高性能なデザイン住宅を沢山設計されていますので、飯塚がデビューした時からHPの営業術含め、勝手に色々参考にさせていただいていた事務所でもあります。で、初めてお会いした感想は、元気がよくって話が上手、肩に力が入ってなくてバランス感覚も優れる、想像通りのお二人でした。最近は新住協に入ったり、床下エコンに挑戦したり、木製サッシを積極的に使ったりと、性能方面も頑張られています。事務所経営のあれこれ含めいろいろ共通点も多いので、お話は大いに参考になりました。

で、この日に正式に動き出した企画がひとつ。鈴木さん+藤山さん+飯塚に、この日学校があって都合がつかなかった「住まいの解剖図鑑」の増田奏さんを加えた、藤山さん編集の解剖図鑑シリーズ3部作(リアル解剖図鑑シリーズ2作+方程式シリーズ1作)の展覧会、座談会です。4月予定で、どんななるか未知数ですが乞うご期待です。

花見川区O邸構造検討


花見川区O邸、構造検討。CGは色がつけられるのでわかりやすいです。自動的に出力されてる風ですが、エクセルで計算して須貝が手入力してます。

逗子S邸01案

新しいお仕事、逗子S邸01案。庭側(東南東方向)の間口4間、奥行き4.5間のシンメトリ切妻でご提案。環境が良いので5箇所で切妻ボリュームを凹ませて、中間領域をつくりました。庭に面する2階リビングは、柱間をすべて開口にした「間戸(まど)」に。妻側(北北東方向)はハンマーヘッド型壁面の中央に、背後の山の斜面を見るための象徴的な大窓を設けました。
ちなみに、この敷地、北側斜線が2方向(北北東方向、西北西方向)にかかりますが、天空率で逃げる作戦です。

リビングはクローバー間取り。多方向から光を導入します。「必ずしも機能的でなくて良い。もっとファンキーに。もっと妖しげに。NHKが集金に来ないくらいの。部屋はコーナーでも良い。・・・」といった高度なご要望を頂いたので、居場所だらけの物語性のある住宅を、楽しんで設計したいと思います。

浦和M邸02案

浦和M邸02案。東西に長く日当たりの良い敷地形状を生かすべく、今回は間口を一間広げ奥行きを半間狭めた案をご提案。2階リビングの目隠し壁を横強調の要素として利用。ピロティ感のある形状でまとめてみました。玄関は西方向からのアクセスとなったので、西面にもファサードをつくりました。01案のいいとこ取りして、なかなかうまくいったと思ったのですが、片流れ屋根は好みでない、和室とリビング間に吹き抜けを挟むのはイメージと違う・・・その他色々こだわりどころをお聞きしましたので、03案、間取りは大きく変更予定です。