Y邸は建ぺい率40%の21坪の狭小地に建つ住宅です。限られた空間を最大限に生かすため、内部は小屋裏収納を含む3層構成。木ルーバーのついた南面の大窓や吹き抜け、中央に階段玄関を設けた無駄のない動線計画によって、小住宅ながら家族4人が快適に過ごせる広がりを確保しました。南の大窓からは近隣公園の緑が楽しめます。床はやみぞ杉、壁天井はエコフリースという塗装壁紙を使用したナチュラル系の内装になっています。
屋根は外張り断熱、外壁は付加断熱あり、サッシはYKK430を基本とし、ダクトレス1種換気を採用。UA値は0.32W/m2k、C値は0.2cm2/m2で、東京ゼロエミ水準3仕様にも合致させています。また、耐震等級3の耐震性を有しており、太陽光も載せています。