建て主のこだわりについて

Q48 断熱にこだわった家をつくりたいのですが

A 全く問題ありません。アイプラスアイ設計事務所の住宅は、そのほとんどが窓の多い開放的なつくりですが、すべての家が断熱等級6程度の高気密高断熱仕様になっています。壁面のみならず、屋根にも通気層を確保するのが標準仕様になっています。また、認定申請中のものを含めるとドイツパッシブハウス基準に適合した住宅も3軒設計しています。

Q49  ともかく頑丈にしたいのですが。

A 法政大学で木造住宅の構法を教えていることもあり、建物の耐震性や耐久性を重視しています。非スキップの住宅の場合、特にご要望がなくても、品確法の耐震等級3に適合させる仕様を標準にしており、その計算書を発注図の構造図として利用しています。

Q50 木を沢山見せたいのですが  

A 構造体を美しく見せるのは得意です。特に屋根の構造体を表しにするケースも多いです。

Q51  高級感のある家にしたいのですが

A 事務所の方針として、窯業系サイディング、システムキッチン、ウレタン塗装のフローリング、シート張りの建具などは使いません。質感の高い材料を使った高級感のある家は大歓迎です。

Q52 素材や機器にこだわりたいのですが。

A 素材や機器には無数の選択肢があります。ご提案の仕様をたたき台に、予算の許す範囲でこだわってみてください。予算が限られる場合は全部を贅沢することはできませんが、一転豪華主義的にメリハリをつけると効果的です。

Q53 キッチンにこだわりたいのですが

A アイプラスアイ設計設計事務所では、新築は、すべてのお客様が、フルオーダーのキッチンを採用されています。フルオーダーですから、レイアウトも素材も色もまったく自由だし、周囲の家具と質感を合わせる事も可能です。大工さん建具屋さんが作るキッチンです。

Q54 家相にこだわりたいのですが

A 私は家相は「環境工学」や「設計」がなかった時代の家造りの知恵の一種だと思っています。家の中の環境が科学的に分かるようになった今では、むしろ合理的判断を阻害するものでしかありません。拙著「間取りの方程式」をお読みいただければ、家を快適にする要点は、家相とはほとんど無関係だということがご理解いただけると思います。私共は、設計契約前に予め、方位のとり方やルールを正確に指示いただいた時だけしか家相には対応しませんので、本格的に家相に取り組まれたい方は、他の依頼先に相談されることをおすすめいたします。